カフスボタンをハックする

 最近はめっきり結婚式なんぞに呼ばれる機会は減り、あるのは葬式ばかりという寂しい今日この頃だが、久々の目出たい機会ということで張り切って出かけた。が、慣れていないせいで着替えた後でカフスボタンを持って行くのを忘れた。折り返しの袖のドレスシャツなので、留めないとオバQのハカセみたいになってしまう。

 幸か不幸かインドネシア出張中の知人をネットワークでなんとかして出席させてやろうと普段持ち歩いている機材を持っていたので、なんとかカフスボタンの代用品を作ってみる。まず右手は、ミニライトのストラップを利用。

 左手はマイクロSDカード用のアダプタにネジネジ紐を無理矢理差し込んで固定。ちょっと無理があるかなあ。どうせ誰も見てないよ。

 そんなことしてる暇には表参道ヒルズに行って買ってこいという意見もあるだろうが、これからの長い結婚生活、予想外のことがあってもそこをなんとか最小限のコスト切り抜けるのがハッカーを目指すものの心得だよ。なんてことは思わなかったけど。最後の手段のホチキスだって当然持っているのさ。

 しかし、帰って元に戻してみると、毎日持ち歩いていたミニライトが液漏れしていて使い物にならないというお粗末!ま、そんなもんだ。何がどう役に立つかなんて、その時になってみないとわからない。

積んどくん棚

 半端な板が余っていたので、読みかけや未読の本を置くための棚を作ってみた。類似の製品だとサピエンスというのが有名。

 机の横に柱があるので、それと同じ幅にしてビスで固定した。棚板はA5サイズ。間隔は16cmなので、ブックエンドを置いて文庫本を縦に並べることもできる。棚板は裏からビス止めで板の厚みだけで支えているので強度はあまりない。一番下の段みたいに詰めちゃうと、重みでちょっと下がるかな。

補強

一番下の段は負荷がかかりがちなのと、端のためか若干強度が足りないような気がしたので補強した。柱の幅で60mmの板を下から打ち付けただけで俄然強度が上がる。

オークス ブックタワー ハイタイプ L51DA ダーク

オークス ブックタワー ハイタイプ L51DA ダーク

テレビを徹底的に薄くしてみる #2

テレビを徹底的に薄くしてみる - hatena.utashiro.com

テレビ

 結局 REGZA RE1 22" を購入した。実家に設置する予定だが、今のところ我が家に置いてエージング中。高いなあと思っていたが、実売価格6万円台で購入可能。ディスクは「BUFFALO ターボUSB機能/省電力モード搭載 外付けハードディスク 1.0TB HD-CL1.0TU2」を併せて購入。バスパワー型のものもあるが、割高なのでやめた。USBディスク直結は使いやすい。1T だと90時間くらい録画できるようだ。REGZA は、古いものから自動的に消去してくれるらしいので、掃除する手間もかからない。案外便利だったのが「今すぐニュース」という最新のニュースを常に録画しておいてくれる機能。

TOSHIBA LED REGZA 22V型 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ ブラック 22RE1(K)

TOSHIBA LED REGZA 22V型 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ ブラック 22RE1(K)

BUFFALO ターボUSB機能/省電力モード搭載 外付けハードディスク 1.0TB HD-CL1.0TU2

BUFFALO ターボUSB機能/省電力モード搭載 外付けハードディスク 1.0TB HD-CL1.0TU2

壁掛け金具

 カラテックの MF2720 asin:B002OPXPUQ を購入済み。金具の厚みは 18mm で2500円。22RE1 は 200×100 かと思っていたら、実際には 100x100 だった。幸い、他の端子には干渉せず。

 壁側に固定する金具には水準器が内蔵されているという心配りがなかなか泣かせる製品。

[asin:B003GRRGOW:detail]

金具だけじゃすまない

 さて、薄型の壁掛け金具を調達すれば終わりかと言うと、そうはいかない。日本のテレビは薄型を誇る割には壁に近づけることをあまり考えていないようだ。裏側に余裕があるのなら、別にそんなに頑張って薄くする必要はない。REGZA 22RE1 の場合、ディスプレイは39mmと圧倒的に薄いのだが、後方にまっすぐ生えたアンテナ端子は、それだけで11mmも出っ張っているので、普通のL型ケーブルなんかじゃ18mmに収まるはずがない。アンテナのF型端子は直径が10mmあるので、つながずにTの字に置いただけでもアウト。USB もそうだが、これはL字のアダプタを売っているのでなんとかなる。

 ネットでいくらか検索してみたがめぼしいものが見当たらないので自作することに。アイデアはいくつかあるが、最終的にはホームセンターで売っている汎用の金具を加工することにした。こんなの:

 こいつをディスクグラインダーで削って、さらに叩いたり曲げたりしてこんな形にする。実は1つ作ったところで気が変わって、2番目は違う構造になっている。右側が第一作。左側が改良版。端子には2mm系のボルトで締める。

 
 この金具をテレビのアンテナ端子とF型のジョイントアダプタに装着する。これでも18mmは結構ギリギリ。両方とも上方向に出そうかと思ったが、今度はUSBのL字アダプタの方向と干渉する。なかなか面倒なのである。

さらなる改良点

 この仕様だと上下の端子が近すぎて芯線を接続しにくい。だから端子をホールドする部分をもう少し離した方がいい。そのためには、最初に金具を削る時点で、間の切り込みの幅をもっと広くして、両脇に5mmずつ程度残すのがいいだろう。そして、いずれかの端で折り曲げるようにすると写真でジョイントをつかんでいる部分がもっと上に上がるはずだ。

アマゾン棚、下段の一部の取り付け完了

 なかなか一気に進まない棚製作だが、下段の一部の取り付けが完了した。板取りの都合で、棚板はまだ一枚しかない。

 上段の棚板の固定には、以前下駄箱で使っていたダボが余っていたのでそれを使った。単に5mmの穴を開けて、そこに差し込んであるだけだが、それほど重い物を載せる予定もないし大丈夫だろう。しかし下段の方は、もう少し重いものを収納する可能性もある。そうするとランバー材に穴を開けてダボを挿しただけではちょっと不安だ。というわけで別の方法を考えることにした。

 ネジ式のダボとかを使えばいいのかもしれないが、使わない部分にも予め受け側を仕込んでおかないといけないので、それなりの金額になってしまうし手間もかかる。ダボレールもホームセンターにはろくなものが売っていないし、いいものは高そうだし加工も面倒だ。なるべく安く手間をかけずに済ませるために、細い板をネジで固定することにした。これならば必要なのは棚板分のネジだけである。板の方は5.5mmのMDFを使うことにする。欠点は、移動する時にネジを抜き差ししなければならないことだが、棚板なんぞ一度位置を決めてしてしまえばそうそう移動するもんじゃない。

 上に棚板を載せただけでは安定しないので、受け材に合わせて板を掘り込むことにする。まずこんなジグを準備する。

 これをトリマーガイドにクランプで固定してギュイーンとやると、こんな風に削れる。受け板の幅が10mmなので、削る深さも10mm。

 MDFから切り出した板を合わせるとこんな具合。ビットの丸い部分が合わないから、板をノミで削ろうかと思っていたが、考えたらMDFをヤスリで削った方が早いしきれいだ。

 20mmの低頭タイプのネジ3本を使って受け材を取り付ける。25mmでも突き抜けないはずだが、少し余裕を見た。両側から使おうとすると10mm程度しかねじ込むことができなくて不安なので、左右で穴の位置をずらしてある。ただ板を2種類用意するのは混乱するので、ひっくり返せば同じになるように計算してあるのだ。側板には90mm間隔でポンチで印が打ってある。これで足りなければ間に好きなように印を打てばいい。

 棚板を載せるとこんな具合に。両端が25mmずつ残してあるので前後に移動することもない。ダボよりもすっきりしていると思うのだがいかが。棚板の横にスリットを入れて、前から差し込むことも考えたが、21mmのランバーコアだと強度的に心配なのでやめた方がいいと思う。これでも強度が足りなければ、ネジの数を増やせばいいだろう。心配なのは、ランバーコアの場合、たまにネジが効かない場所があることだ。どうするかは、その時考えよう。

受け板の幅は9mmかな

 後から考えると棚受けの板の幅は 9mm がいいような気がしてきた。使ったネジの頭が 7.7mm なのでちょうど収まる。今回の場合、棚板が21mmなので10mm削ってもいいだろうと思ったが、18mmだった場合10mmだと半分以上削ることになってしまう。9mmなら半分なのでまあ許せるんじゃないだろうか。10mm間隔で線を引いて切ればだいたい9mmになるので切るのも簡単だし。

アマゾン式整理棚上段完成

 週末に塗装が終わったので、制作中の棚の上部部分は完成した。収納用のアマゾン箱を並べてみるとこんな感じに。下部が完成すると、収納量は約3倍、隙間まで入れると4倍程度になる予定。

 天井との隙間はあえて埋めていないが、これは長尺ものの保管を考えたため。薄いものならアマゾン箱を置くことも可能。

 塗装はお世辞に上手とは言えない出来映えだが、荷物を入れてしまうとほとんど見えない。材料は21mmのシナランバーにオスモカラーのウッドワックスパイン色 (#3123) を塗装。

パテの選択を失敗

 セメダインの木工用パテを使ったら、その部分に塗料が浸透しなくてムラになってしまった。専用のオスモパテを使わなければいけなかったらしい。中央部分と右側部分を分けて組み立てて、設置後に接続部分をパテて埋めてある。ビス穴を埋めるかどうかは迷ったが、結局埋めるのはやめてそのままにしたので却って被害は少なかった。右側の棚はアマゾン箱が3つ並べる都合で柱に斜めにビス止めしている。その穴は目立つのでパテ埋めしたが、そこがちょっと汚い。荷物を入れてしまえば見えないからいいか。

 残りの部分の製作にはオスモパテを使うことにする。シナ材用の色ってホワイトでいいんだろうか。

棚製作とアマゾン式整理法

 先週から製作している書斎の棚の一部がようやくほぼ完成した。

 ここは元々和室だった部屋を床だけ板張りにしてある。内装は自分で仕上げるつもりでそのままにしてもらったのだが、なかなか手がつかずに結局2年近く経ってしまった。こちら側の壁は全面収納にしてしまうつもりで、その鴨居より上の部分が完成したところだ。

 窓の下には床から40cmほどのところに壁一杯にカウンターテーブルがあり、その下は床を掘り込んである。なので、腰高から上の部分はすべて収納にしてしまってその下ではどこでも作業ができるようになる。

 実は、棚の大きさはアマゾンの配達ボックスに合わせた。左の3列の棚には箱が2つずつ、右の1列には3つの箱が縦に並ぶ。中段の棚も、効率よく収納できる高さに微妙に調整してある。棚と天井の間にも薄い箱なら置くことができる。

 このアマゾン式整理法は、棚が完成してから本格的に運用する予定だが、現時点でも非常に有効だという感触を得ている。アマゾンの宅配方式に倣い、多少空間が余っても気にせずに、1つの箱には1種類のものを収納するのがいい。サイズが規格化されているので、よく使うものは使いやすい場所、たまにしか使わないものは不便な場所へと自然に配置されるようになるはずだ。中身がわからないと困るのでニチバンの「リムカ」というはがせるラベルに中身を書いて貼っておく。複数のものが入ってある箱にはその分のラベルを貼っておけば、中身が移動したらラベルも合わせて移せばいい。

 アマゾン箱は、そのままだと強度不足なので、若干補強してある。また、箱の開閉方式が違うものもあるので、これも合わせるように改造している。面倒なので詳しくは書かないが、もし知りたい人がいるようであれば解説しましょう。

 これから塗装作業に入る。

iCrew の応急処置

iCrew は本体は中々いいのだが、台座が悪い。強く絞めると空回りしてしまって安定しない。仕方がないので適当なパーツを使って応急処置をした。今のところ快調。とりあえず何かに付いてきた六角レンチを着脱可能なタイラップで締めた。もう少しいい金具を探して黒いタイラップで留めるのがいい感じだ。

MSY 自転車用iPhoneケース iCrew MS-IC01BK

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