essay

UNIX エンジニアの失われた10年

どうして部屋を片付けたくなるのだろうか 来週に締切を控えているせいで片付けが進む。整理をしていたら、株式会社ネットスプリングの西武さんに頼まれて寄稿した同社の NSQuest という冊子 が発見された。記事は 2007年2月頃に発刊された Vol.1 と Vol.2 に…

セキュリティ技術者は出世できないのか

最後に会場から「セキュリティ技術者は会社で出世できないのか」という質問があった。時間がなかったので一人一人答えることはできなかったが、自分だったらどう答えたか考えてみる。セキュリティ技術だけやっていても、そんなには出世できないだろうなとい…

ハッカーを読め (7)

2007年発売 UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付) に書いた記事を再掲。 銀河ヒッチハイクガイド 銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)作者: ダグラス・アダムス,安原和見出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/09/03メディア: 文庫購入: 39人 ク…

ハッカーを読め (6)

2007年発売 UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付) に書いた記事を再掲。 ソフトウェア (ルーディ・ラッカー) ソフトウェア (ハヤカワ文庫SF)作者: ルーディラッカー,黒丸尚出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1989/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: …

ハッカーを読め (5)

2007年発売 UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付) に書いた記事を再掲。 ハッカーと蟻 (ルーディ・ラッカー) ハッカーと蟻作者: ルーディラッカー,Rudy Rucker,大森望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1996/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回…

ハッカーを読め (4)

2007年発売 UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付) に書いた記事を再掲。 パンプルムース氏対ハッカー (マイケル・ボンド) パンプルムース氏対ハッカー (創元推理文庫)作者: マイケルボンド,Michael Bond,木村博江出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 20…

ハッカーを読め (3)

2007年発売 UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付) に書いた記事を再掲。 鷲の驕り (服部真澄) 鷲の驕り (ノン・ポシェット)作者: 服部真澄出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 1999/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を…

ハッカーを読め (2)

2007年に発売された、UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付) に書いた記事を再掲。 検屍官 (パトリシア・コーンウェル) 検屍官 (講談社文庫)作者: パトリシア・コーンウェル,相原真理子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/01/08メディア: 文庫購入: 1…

ハッカーを読め (1)

2007年に発売された、UNIX MAGAZINE Classic に書いた記事を再掲。 すべてがFになる (森博嗣) すベてがFになる (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/12/11メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 241回この商品を含むブログ (549件) …

ハッカーを読め (0)

2007年に発売された、UNIX MAGAZINE Classic に書いた記事を再掲。 大学で就職を考えていた頃、企業情報を読んでなんとなく面白そうな会社の資料を請求してみると、その年の春の社内報を送ってくれた。各部署の部門長が新入社員向けにそれぞれの部署の紹介文…

製品も褒めないとよくならないでしょ

アスキー社ネットワークマガジンの2008年5月号前後に書いた記事を再掲。雑誌に載った記事には、出版社の編集が若干入っているけど、これはその前のもの。紙面では編集部が適当なタイトルを付けてくれているはずだが何かは知らない。 携帯電話を使い始めたの…

『マナーからルールへ』

アスキー社ネットワークマガジンの2008年3月号に書いた記事を再掲。雑誌に載った記事には、出版社の編集が若干入っているけど、これはその前のもの。 千代田区が公共地域での喫煙を禁止する条例を制定した頃だったか、「マナーからルールへ」という標語が使…

プロメテウスの火に焼かれるCSOという職業

今年行われた RSA Conferece 2008 の集客用に、プログラム委員が持ち回りでITmedia エグゼクティブというところに記事を書いた。その原稿を再掲しておく。これはその2本目。1本目はココ。 前回は『パンドラの匣』のことを書いた。パンドラが開けてしまった匣…

パンドラに学ぶ不測の事態の楽しみ方

今年行われた RSA Conferece 2008 の集客用に、プログラム委員が持ち回りでITmedia エグゼクティブというところに記事を書いた。その原稿を再掲しておく。 パンドラの箱 (匣) の話は有名なので、皆さんご存知のことと思う。パンドラが箱を開けてしまったため…