カフスボタンをハックする

 最近はめっきり結婚式なんぞに呼ばれる機会は減り、あるのは葬式ばかりという寂しい今日この頃だが、久々の目出たい機会ということで張り切って出かけた。が、慣れていないせいで着替えた後でカフスボタンを持って行くのを忘れた。折り返しの袖のドレスシャツなので、留めないとオバQのハカセみたいになってしまう。

 幸か不幸かインドネシア出張中の知人をネットワークでなんとかして出席させてやろうと普段持ち歩いている機材を持っていたので、なんとかカフスボタンの代用品を作ってみる。まず右手は、ミニライトのストラップを利用。

 左手はマイクロSDカード用のアダプタにネジネジ紐を無理矢理差し込んで固定。ちょっと無理があるかなあ。どうせ誰も見てないよ。

 そんなことしてる暇には表参道ヒルズに行って買ってこいという意見もあるだろうが、これからの長い結婚生活、予想外のことがあってもそこをなんとか最小限のコスト切り抜けるのがハッカーを目指すものの心得だよ。なんてことは思わなかったけど。最後の手段のホチキスだって当然持っているのさ。

 しかし、帰って元に戻してみると、毎日持ち歩いていたミニライトが液漏れしていて使い物にならないというお粗末!ま、そんなもんだ。何がどう役に立つかなんて、その時になってみないとわからない。