iPhone と Bluetooth スピーカーを装着してみた

 iPhone を自転車に搭載するためのホルダーを探すと何種類か見つかる。むき出しで付けるのはちょっと怖いので、防水のケースに収納して装着する iCrew という製品 (MSY 自転車用iPhoneケース iCrew MS-IC01BK) がよさそうだ。ついでにアドテックの AD-MB150という Bluetooth スピーカー (アドテック Bluetooth ハンズフリースピ-カ-(黒) AD-MB150B) が2000円程度で売っていたので一緒に注文した。定価は7000円以上なので、かなりディスカウントされている。結果、こんな具合に。

 ナビアプリもあるが、とりあえずは RunKeeper で。メイン画面で地図も表示できるので一応役には立つ。ただし道案内の機能はないし、地図表示が小さすぎるのが欠点。Google のルートマップに対応してくれると嬉しい。使用中にいきなりアプリを終了すると自動的にポーズしてくれるので、止まって地図やルートを確認することは可能。走り出す前にリジュームすればいい。

 iCrew は、完全ケース収納なのはいいが画面は見にくい。そのままではカメラで撮った画像の確認などは無理。耐衝撃性もあるというフレコミだが、ゴムは極めて薄いのであまり安心感はない。ただ、うっかりハンドルの高さから落としてしまったがまったく問題なかったので、あるとないとでは大違いだ。

 AD-MB150 は、リクセン&カウルのアタッチメント (RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) フロントアタッチメント KF810) にぴったりの大きさ。下面にウレタンシートを両面テープで貼って、ズボンの裾バンドで固定した。音量は十分。ハンズフリーの通話機能があって電話の着信もできる。iPhone の音楽を再生しながら、DoCoMo 携帯の着信を受けることもできた。ただし、iPhone への着信を受けた場合は通話終了後正常に再生が再開するのだが、別の携帯の着信を受けた後は再開しない。iPhone 側で一旦内蔵スピーカーを指定して戻すと復活する。実際に通話はしていないので実用性は不明。リモコン機能は停止/再開のみが可能で、曲を進めたり戻したりはできない。

 最大音量は内蔵スピーカーより上だが、音質は大差ないので、露出した状態で装着するのならば必要ないだろう。一応ステレオになるところは違うが。iCrew に収納した状態では内蔵スピーカーの音はこもってしまい、音量も足りないのでそのまま使うのは無理だと思われる。もちろん、ケースに入れたままでは電話としては使えない。

 ただ、音楽を再生しながら、Bluetooth でスピーカーに送り、アプリを起動して GPS 情報を定期的に取得するというのは、かなり負荷をかけるようで、バッテリーが3時間程度しかもたない。MB150 の方は20時間くらい連続再生できるようなので問題ないのだけど。とりあえずSANYO NEW eneloop スティックブースター USB出力専用ブースターセット(単3形2個セット) KBC-D1ASでも買っておくか。と思ったら、品薄で入手困難なようだ。

MSY 自転車用iPhoneケース iCrew MS-IC01BK

MSY 自転車用iPhoneケース iCrew MS-IC01BK

アドテック Bluetooth ハンズフリースピ-カ-(黒) AD-MB150B

アドテック Bluetooth ハンズフリースピ-カ-(黒) AD-MB150B