ブースターロック

国産の子供用自転車と違って、プジョーの自転車には鍵がついていない。
簡単なのはチェーンロックだが、小学生には扱いにくそうな気がして固定式の鍵がないかと探してみると、crops というメーカーの「ブースターロック」がなかなかイカシテルので通販で購入。もう20年以上も前になるが、1986年に初めてアメリカに行った時、バークレーで見かけた KRYPTONITE の鍵が気に入って、出張中に自転車屋を探しまわって手に入れたのを思い出す。

これは、ロックしたところ。
Lock1

Lock6

走行中は、こんな風に横に固定することができる。
Lock2

見てわかるように、Vブレーキの台座の部分に固定するようになっている。カンティにも使用できる。

名前の「ブースター」が何かわからなかったが、ブレーキを補強するパーツをブレーキブースターというのだそうだ。ブレーキの鳴りを防止したり、フレームへの負担を軽減する効果があるらしい。この製品は、そのブレーキブースターとロックの機能を併せ持った優れものなのだ。

装着前のパッケージはこんな感じ。
Lock3 Lock4

スコーピオンのキーもカッコイー。
Lock5

楽天ナチュラムという店で買ったのだが、今はシルバーしか残ってないみたいだ。色は、ブラック、シルバー、オレンジの3色。

ただし、欠点もある。普通の鍵との最大の違いは、走行時にキーを抜かなければならない点だろう。キー式のワイヤー錠も同様だが、キーを持って行くのを忘れるとロックできない。普通の自転車用の鍵を MTB に付けるタイプのものもある。なぜか探した中では東急ハンズが一番安く、1680円くらいだった。ただ、見た目がイマイチなのだ。

それと、操作はやはり面倒。特に、子供用に装着するとスポークに対してロックが斜めになってしまい、着脱時にスポークが邪魔になる。嫌がるかと思ったが、見た目がいいのでそのくらいのことは苦にならないようだ。