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日本にプログラマは何人いるのか

資料を作ろうと思って (今日の午後のだっ!)、日本にプログラマが何人いるかを知りたくなった。今時検索すればすぐにわかると思ったが、これが案外見つからない。

ここには、「国内のプログラマ人口は約 50 万人超」と書いてあるが、根拠は示されていない。でも、まさか出鱈目じゃないだろうから、何かの統計に基づいた数字なんだろう。

統計局の「労働力調査(基本集計) 平成21年4月分結果の概要」によれば、サービス業は450万人で、そのうち「学術研究、専門・技術サービス業」の従事者は199万人。これじゃちょっと広過ぎる。

JISA に行けばわかるかと思ったが、これという資料がない。ここに「わが国の情報サービス産業の売上げ高は17兆円近くにのぼり、従事する人口も80万人を越え」という記述がある。2008年の内容だから比較的新しいデータに基づいていそうだ。

ここには、アジアの各国のソフトウェア産業従事者の人口が書いてあるが、肝心の日本のデータがない。

METI の「平成17年特定サービス産業実態調査(確報)」でやっとそれらしい数字が見つかった。これによれば、平成17年度の情報サービス業従事者は57万3778人。そのうち、システムエンジニアが24万人、プログラマが10万人、研究員が8000人弱だから、合わせて35万人というところか。出向・派遣の3.6万人も考慮すると、もう少し増える。しかし、これは情報サービス産業の話なので、メーカー系の技術者などは含まれていないような気がする。あれ、でもこの統計だと情報サービス産業の従事者は総数で57万人だから、JISA にあった80万人超という数字と合わないねえ。2〜3年でそんなに増えるとは思えないのだが。

さすがは IPA。「情報サービス・ソフトウェア産業の現状」というページにまとまったデータがある。平成17年度国勢調査によれば、『「システムエンジニア」が77万3,600人、「プログラマ」が7万5,900人』ということなので、これが一番実態に近い数字だろうか。ここでは経済産業省のデータと国勢調査の対比した上で、「ITを活用するための人材として、これらの人材も含むとすれば、広義の情報サービス産業の産業人口は、約85万人と考えることもできる。」と書いている。でも、情報処理技術者人口だけで35万人から85万人と50万人増えてるんだから、広義の情報サービス産業の産業人口もやっぱり50万人足して107万人にしなきゃおかしいんじゃないの。

国勢調査で自分がプログラマかSEだと申告した85万人が全員プログラムを作っているわけないだろうが、この人達は一度はプログラムを組んだことくらいあると思ってもいいだろうか。他の職種や学生でも結構プログラミングをする人はいるだろうし、日本の現役プログラマの数は100万人には達しない数十万人ってとこかな。