片肺直ったと思ったら今度は kernel_task だよ

MacBook Air の片肺問題は、shigeya さんの言う通り、一応 8/22 に出たアップデートで対応されたようだ。このアップデートを当てて以来、多分一度も目にしていない。

MacBook Air のシングルコア化については、いろいろなところで話題になっているが、多くのところで原因がよくわからないという結論になっているのが不思議である。直接的な原因は明らかに熱だからだ。中には冷蔵庫に入れて熱が原因だと結論づけているところもあるが、そんなことしなくてももっと簡単にわかるだろうに。とにかく、だから、単純に過熱しないようにしてやれば片肺化は防ぐことができる。

僕は SANWA SUPPLY の TK-CLN7USV ノート用クーラーパッド シルバー TK-CLN7USV というのを導入したが、これを使っていれば問題はなかった。ちなみに、まつもとさんと違ってメーカーが勝手に送って来てくれたりはしないので、自分で買った。

さて、片肺問題は解決したかに見えるが、どうもアップデート以来 kernel_task がすぐに CPU を 130-140% も食いつぶすという状態になってしまった。以前から kernel_task が暴走気味になることはあって、それが片肺化の原因だと取り沙汰されてもいたのだが、140% というのはいかにも異常である。

Kernel_task

しかも、きっかけがわからない。一説によれば USB デバイスが原因だとかも言われているが、そうとも限らないような気がする (あ、でも今試しにイーモバイルのモデムを抜いてみたら下がったなあ…)。まったくの印象だが、何らかのリソースが競合していて、複数の事象の複合的な組み合わせによって発生するような気がするのだ。

しかし、これははっきり言って片肺よりも質が悪い。片肺の直接的な原因はわかっているので、とにかく冷やしてさえやれば解決するし、少なくとも一度スリープしてファンが止まるまで待てば回復するのだ。kernel_task の暴走は原因がわからないし、解消したかに見えてもすぐに再発してしまう。前途多難なのだ。