MacBook Air の無線LANが改善した

Apple から無線LAN機能のパッチ AirMac Extreme Update 2008-004 が出ている。説明には次のように書いてある。

Mac OS 10.5.5 が動作している Intel プロセッサ搭載のすべての Macintosh コンピュータを対象に、このアップデートの適用を推奨します。このアップデートは、大規模な Wi-Fi ネットワークでのローミング時の AirMac 接続に関するいくつかの問題を解決します。

多分、今年の夏頃からだと思うが、MacBook Air と Time Capsule の間の接続が調子悪くなっていた。接続直後は一応つながるのだが、RTT が 6ms 程度あって、そのうちに戻ってこないパケットが出て来て、結局のところまったく使い物にならない。

ただ、他のネットワークに行くとまったく問題なく使えていた。また、Time Capsule に接続している他のクライアントは b/g/n にの別に関わらず使えているので、おそらく MacBook Air の問題、それも 802.11n 関係の問題ではなかろうかと踏んでいた。しかし、Air に共通する問題なのか個体の問題なのかがわからずに、有効な対策が取れないまま、とりあえず家では有線LANで使っていたのである。

我が家のネットワークは大規模でもないしローミングもしていないが、2008.10.29 公開の AirMac Extreme Update 2008-004 を当てたところ、MacBook Air と Time Capsule 間の通信障害は解消したようである

あ、ついでに、設定ツールも新しくなって、複数の AirMac を同時に設定することができるようになっている。